こんにちは! 稲岡内科小児科スタッフです。クラス替えに部活にとワクワクの新学期。でも人が集まる教室はウイルス&細菌の宝庫…。今回は 登校停止基準に絡む”要注意感染症 TOP3” を分かりやすくまとめました
1.なぜ今チェック?
- ゴールデンウィーク明けは“疲労+生活リズム乱れ”で免疫低下しがち
- 五月病という言葉があるほどで、四月からの新しい学年・生活に慣れて気が抜けてくる頃。体調管理がおろそかになりやすいです。
2.要注意感染症
- インフルエンザ – 症状:発熱・関節痛・倦怠感 など。 潜伏:1〜3 日、発熱直後の 24 時間でウイルス大量排出 – 登校停止:発症後 5 日経過 かつ 解熱後 2 日
- 感染性胃腸炎(ノロなど) – 症状:嘔吐・下痢・発熱 – 潜伏:12〜72 時間、少量で感染 – 登校停止:嘔吐・下痢など症状消失後1~ 2 日(法律では定められていません)
- 溶連菌感染症 – 症状:発熱・喉の痛み・のどや舌が赤くなる・手足他の発疹 – 潜伏:2〜5 日、飛沫+接触で拡散 – 登校停止:抗生剤開始後 24 時間 かつ解熱・全身状態良好
以前は症状でインフルエンザやコロナを見分けるということが行われていましたが、統計が取りなおされた結果、現在では『症状では判別できない』ということになっています。例えば関節痛はインフルエンザA型で五割弱しか出ません。残念ながら検査しか有りません。
ノロウイルスは検査が原則として保険適応になっていませんので症状だけで判別しています。
溶連菌は昔は子供の病気と言われ、一回かかったらかからないとも言われていましたが、最近では成人例も時々見られます。
インフルエンザとコロナ感染では最低5日間の出席停止があります。良く聞かれますが、感染性胃腸炎や溶連菌感染では明確な出席停止基準は有りません。ただ、保育園・幼稚園で独自の基準を作っている所もあります。
高い発熱が続いた場合や下痢・嘔吐が続いた場合は体力が低下しています。症状が治まって直ぐに登校すると再発熱する場合が少なくありません。半日から1日程度の自宅療養で『振出しに戻る』を避けることが出来ます。
3.共通の予防ゴールデンルール 4
- ハンドソープ泡洗い 30 秒+ペーパータオル
- 窓開け換気
- 充分な睡眠 時間
- ワクチン&定期健診で重症化リスク軽減
4.まとめ
- “早期キャッチ・適切療養・確実予防”
- 発熱・嘔吐・喉痛は即チェックシート+受診
- 登校停止基準を守り、クラスの二次感染を防ぐ
- 規則正しい生活+手洗いで新学期を元気にスタート!
稲岡内科小児科
(苫小牧市北光町 2-7-10)
TEL:0144-72-5141
発熱外来は予約制です。ご相談はお気軽に!




