眠れない夜は春のせい?|睡眠と血圧・心拍の関係 編

スタッフブログ

こんにちは!「春になってから寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」「朝、動悸っぽい」——そんな声をよく聞きます。今日は季節の変わり目と睡眠・血圧・心拍の関係を、今夜から使える実践ワザと一緒にまとめました。

1.春に眠りが乱れやすいワケ

  • 日の出が早くなる → 体内時計が前倒しに揺さぶられる
  • 寒暖差・気圧差 → 自律神経が揺れ、寝つき/中途覚醒が増える
  • 花粉症・鼻づまり → いびき・口呼吸で睡眠が浅くなる
  • 生活リズムの変化(新生活・残業・歓送迎会)

2.睡眠と血圧・心拍の関係(かんたん解説)

  • 深い睡眠(ノンレム)は副交感神経優位になり、血圧・心拍が下がるのが正常。
  • 寝不足や夜更かしが続くと、交感神経が優位血圧が高め・心拍が速めに。
  • 入眠直後〜夜中の覚醒は、翌朝の「朝高血圧」「起床時動悸」にも影響。

3.今夜からの“スリープ前さばき”10分ルーティン

  1. 就寝60分前:照明を暖色・低照度に(間接照明◎)
  2. 就寝45分前:ぬるめ入浴 38〜40℃×10分(シャワーのみでも首肩を温める)
  3. 就寝30分前:スマホOFF(どうしても使うならナイトシフト+距離をとる)
  4. 就寝15分前:4-7-8呼吸×4セット or ゆるストレッチ
  5. 枕元:常温水を少量、トイレに起きたら強い光を見ない

4.春の“血圧・心拍”安定のコツ(昼〜夕)

  • カフェインは14時まで(コーヒー/緑茶/エナジー)
  • 夕方の速歩20で体温リズムを整える(遅い時間の激しい運動は興奮して逆効果)
  • 夕食は就寝3時間前まで。塩分・脂っこい料理・アルコールは控えめ
  • アルコールで寝るはNG:寝つきは良くても浅眠+夜間覚醒が増え、翌朝血圧↑

5.花粉・鼻づまり対策で“呼吸の質”を上げる

  • 寝室は湿度4555、枕の高さをやや高め
  • 就寝前に鼻洗浄 or 温タオルで鼻周りを温める
  • 医師から処方の点鼻・内服就寝12時間前にタイミング調整

6.モーニングルーティン(朝の血圧を穏やかに)

  • 起床直後に強い光を浴びる(カーテン全開 3〜10分)
  • 白湯200mL首肩のストレッチ2深呼吸
  • 朝食はたんぱく+炭水化物(卵×トースト/納豆×ごはん)
  • 血圧手帳:起床後1時間以内、座位で2測り平均を記録

7.よくあるQ&A

Q. 眠れない時、時計を見るクセがやめられない…

A. 時計は見えない位置に。本人は寝ていないように思えていても意外と寝ていることも多い。眠れなくてもベッドは出ない。暗い所で横なって静かにしていれば疲労回復効果(睡眠の80%程度)が得られます。

Q. 睡眠薬や漢方は使ってOK?

A. 症状と期間に応じて医師に相談を。短期的な補助で楽になる方も。自己判断の長期使用は避けましょう。

Q. 高血圧の薬はいつ飲む?

A. 薬の種類で最適な時間が異なります。必ず処方指示どおりに。朝の血圧が高い方は主治医へ相談を。

Q. スマートウォッチの睡眠スコアが悪い…

A. 脳波測定では睡眠深度の測定が可能とされますが、多くのスマートウォッチは脳波は測定せず、心拍数や体温などを目安としています。基本的には目安程度と考えてください。起床後の体感(眠気・頭のスッキリ感)の方が指標として重要です。

8.受診の目安

  • 入眠困難 or 中途覚醒が2週間以上続く
  • 朝の血圧が 135/85 以上が続く/動悸・胸痛・息切れがある
  • いびきが大きい・呼吸が止まると言われる(睡眠時無呼吸の疑い) → 生活調整+検査・治療を早めにご相談ください。

9.まとめ

  • “光・体温・呼吸”を整えて春の眠りを味方に
  • 夜は暗く・ぬくめて・ゆっくり吐く
  • 昼は適度に動く・カフェインは早めに
  • 朝は光+水分+ストレッチで血圧・心拍を穏やかに

稲岡内科小児科
(苫小牧市北光町 2-7-10)
TEL:0144-72-5141

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