こんにちは! 稲岡内科小児科スタッフです。かぜ症状が出たとき「とりあえず抗生物質を…」と思っていませんか? 実はそれ、薬剤耐性(AMR) を進める原因になるかも。今回はクイズ形式で楽しく学べる“抗菌薬の正しい使い方”をお届けします
1クイズ:〇か✕で答えてみよう!(全 5 問)
- Q1 くしゃみ・鼻水が出る普通の風邪にも抗生物質が必要だ。
- Q2 抗生物質は症状が治まれば途中で止めても問題ない。
- Q3 処方された抗生物質が余ったら、次回のために取っておくと便利だ。
- Q4 抗生物質は細菌感染には効くが、ウイルス感染には効かない。
- Q5 家族が同じ症状なら、以前もらった抗生物質を分けても大丈夫だ。
2.正解と解説
- A1 ✕ (80〜90%のかぜはウイルス性。抗生物質は効かず、下痢や発疹など副作用リスクだけが増えます。)
- A2 ✕ (症状が軽快しても体内に残る細菌があります。途中中断は耐性菌の温床に! 指示通り飲み切りましょう。)
- A3 ✕ (基本的に飲み切る物であり、一日だけなどの使用では効果はあまり期待できません。また、次回の症状が同じとは限りません。)
- A4 〇 (インフルエンザなどウイルスには抗ウイルス薬が別にあります。抗生物質は“細菌専用”です。)
- A5 ✕ (体重・年齢・菌種により薬剤と量が異なります。他人への譲渡は法律違反にもなり得ます。)
3.これだけは守りたい抗菌薬3か条
- 医師の診断で必要性を確認:発熱や咳=抗生物質ではない!
- 用法・用量・日数を厳守:飲み忘れたら気づいた時に1回分のみ内服
- 余った薬は取っておかない:薬剤耐性菌蔓延を防ぐ第一歩
4.まとめ
- 風邪=ウイルス、抗生物質は不要が基本
- 処方されたら飲み切り&余らせない
- 家族や自分で判断せず、疑問は医師・薬剤師に相談を!
稲岡内科小児科
(苫小牧市北光町 2-7-10)
TEL:0144-72-5141
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