寒波×心臓リスク:入浴・雪かき・早朝外出の安全チェック編

スタッフブログ

こんにちは! 稲岡内科小児科スタッフです。強い寒さは血管をキュッと縮め、血圧や脈拍が上がりやすくなります。心筋梗塞や不整脈が起こりやすい時間帯は“起床直後〜午前中”。今日は 入浴・雪かき・早朝外出 の3場面で守りたいポイントをチェック形式でまとめました

1.まずは体調セルフチェック(当てはまれば要注意)

  • 最近、胸の痛み・圧迫感・動悸・息切れがある
  • 血圧が 160/100 以上のことがある
  • 冬にめまい・立ちくらみが増えた
  • 心筋梗塞・狭心症・心不全・不整脈の既往がある
  • 1 つでも当てはまれば 無理な作業は避け、事前に医師へ相談 を。

2.入浴の安全チェック(ヒートショック対策)

  • 脱衣所・浴室を 20℃前後 に暖めてから入る
  • お湯は 38〜40℃/10 分以内(熱すぎ・長湯はNG)
  • 浴槽に入る前に 足先→膝→肩 と順にかけ湯
  • 食後すぐ・飲酒後・起床直後(1 時間以内)は入浴しない
  • 入浴前後に コップ1杯の水分補給
  • 浴槽からは ゆっくり立ち上がる(立ちくらみ防止)
  • 一人暮らしは 入浴中にドアを完全にロックしない/家族は声かけ
  • ※ 入浴中に胸痛・吐き気・冷や汗が出たら 直ちに出て安静→119

3.雪かきの安全チェック(心臓と腰を守る)

  • 実施は 起床1時間以降〜日中(10〜14時)
  • 早朝の雪かきは避ける(最も気温が低い&苦しくなっても人がいない)
  • 開始前に 5分の準備運動(肩回し・もも上げ・アキレス伸ばし)
  • 防寒着+手袋+帽子+首元マフラー で末梢を保温
  • 「持ち上げる」より 押す 作業を基本に
  • 10 分作業+5 分休憩を繰り返す/こまめに温かい飲み物
  • 胸が苦しい・息が切れる・めまい→ 即中止し屋内で安静
  • 除雪機・自動車の 屋内(車庫)アイドリング禁止(CO中毒対策)

4.早朝外出の安全チェック(“急に動かない”が合言葉)

  • 起床後すぐに飛び出さず 温かい飲み物→軽いストレッチ
  • マフラー・マスク・耳当て・手袋 で吸い込む空気を温める
  • 靴は しっかりした冬靴/凍結路面ではペンギン歩き
  • 持病でニトログリセリン等を処方されている人は 必ず携帯
  • スマホの 緊急連絡先 ICE を設定/家族に外出時間を共有

5.こんな症状はすぐ 119(迷ったら受診)

  • 胸の圧迫感・焼けつく痛みが 5 分以上 続く
  • 冷や汗・吐き気・顔面蒼白・強い息切れ
  • 脈がとぶ・めまいで立てない/意識が遠のく → 無理に移動せず 安静座位(上半身を少し起こす)で救急要請。

6.寒波の日の“1 日モデルプラン”

  • 朝:起床→白湯→ストレッチ→血圧測定→朝食・内服
  • 午前:屋内で家事。雪かきは 1014 に短時間で
  • 夕:入浴は 夕食前後を避け、就寝2時間前まで
  • 夜:加湿 50%・室温 20℃前後で就寝

7.よくある Q & A

Q. 入浴前の血圧が高い時は?

A. 160 以上 の時は当日の入浴は控え、シャワーで短時間に。継続する場合は受診を。

Q. 寒い朝にウォーキングをしたい

A. ウォームアップを屋内で済ませ、日が昇ってから20〜30 分を目安に。無理は禁物。

8.まとめ

  •  “温める・ゆっくり・無理しない”
  • 入浴は温度と時間を守り、脱衣所も暖房
  • 雪かきは日中・休憩・押す作業を徹底
  • 早朝外出は準備運動+重ね着+防滑装備で

稲岡内科小児科
(苫小牧市北光町 2-7-10)
TEL:0144-72-5141

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